この季節の葉山沖でヒラメが熱い理由！

ヒラメは年間を通して連れる魚ですが、この季節は出産準備のために１００ｍ～２００ｍの深場からかなり浅いところまであがってきます。このため、この時期がヒラメ釣りの盛んになる時期でもあります。 
 

そして、沿岸地帯の数あるポイントの中で、葉山沖が他に抜きん出て釣果が望める釣り場になります。それはなぜか！それにはわけがあるのです。 
 

この季節には葉山沖に、カツオの一本釣り漁の餌となるカタクチイワシのイケスが設置されるからです。ヒラメはこのイケス内で泳ぎまわっているイワシの臭いや音、または体から剥がれ落ちてキラキラと光りながら海中に舞う鱗に誘われてこの海域によってくるのです。

またイワシをイケスから出し入れする作業中に逃げ出すイワシもいるでしょう。となるとそのイワシがよいコマセの役割をしてくれるのです。 

近年ではまとまった数のイワシが獲れなくなったせいか、また、カツオの一本釣り漁船が減ってしまったせいか、イワシのイケスがめっきり減ってきてしまいました。
 

しかし、葉山だけは例外で、今年も設置の予定です。

 　イワシのイケスまわりはヒラメの良いポイントとなるが、イケスの周

りには網を固定するロープが水中に張られているため、ボートで近づきすぎ過ぎないように。
もちろんイケスに係留することは禁止されている。                       

釣り方の基本はライトタックルで