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初めてのキス釣り 準備編釣りの素人が行く、初めてのキス釣り



釣りナビくんを運営するマリーンネットワークスにて、海洋マップシステムの開発を担当しているO(オー)と申します。

突然ですが、この度、生まれて初めて釣りに行くことにいたしました。

仕事柄、水産試験場など海関連の施設へ出張に行くことが多いのですが、海は仕事をするところ、遊ぶ場所ではないとずっと思っておりました。

こう言っては何ですが、生まれも育ちも海なし県、就職するまで海などに接する機会もほとんどなく、釣りと言えば、釣り掘りのコイ釣りか、ネット上の荒らし行為ぐらいしかイメージにありませんでした。


今回は、まったくの釣りの素人である私が、釣りに行くと思い立ってから、初めてキスのボート釣りに挑戦する顛末をレポートしたいと思います。


キス釣り特集はこちら

釣りってよくわからないけど、とりあえず海釣りに行くぞー!
 

なぜ海釣りに行こうと思い立ったのかと言うと、私の趣味と言えばインドア系のものしかなく、まだ小さい子供達とのこれからのことを考えると、やはりアウトドアで親父としてかっこいいところも見せねばならんと考えたわけです。
それと、釣りナビくんの開発スタッフの一員としては、海釣りというものを頭ではなく、体で理解しておかねばならないと言うことも業務上大事なことですしね。
 
で、自ら思い立ったわけです。
決して社長からの無言のプレッシャーを感じたわけではありませんです。いやほんと。
そのようなわけで、まずは一回釣りに行きます。
釣りに行くと決心したのならば、自分で定めた目標を達成したいと決めました。
 
その目標とは、 
 
1.何も釣れないと言うのは無し
 
釣りに行って一匹も釣れないのはボーズと言うらしいですが、それだけは避けたいです。
せっかく有給休暇使って釣りに行くからには、親父の沽券にかけて、かみさんと子供たちにに自慢できるほどの魚を見せたいところです。
 
2.釣ってきた魚を食す。
 
やはりこれも、大事なポイントです。
海で釣れる魚ですから、美味しく食べられるはず。
できたら釣ったその日に刺身で食べられたら最高です。
一番新鮮な魚を食べるには、高級なすし屋に行くのでもなく、築地で買ってくるのでもなく、やはり自分で釣ってくることですね。
問題は誰が魚をさばくかですが、この辺はまだあまり深く考えないことにします。
 
3.できるだけ低コストで。
 
今のご時世、趣味にそんなにお金かけられません。ましてや子供がいる世帯では、かみさんから許可がおりません。今回は仕事のため、子に対する親父の尊厳のためと理由をつけてなんとか許可をもらいました。
 
とりあえず、釣り方は海のボート釣りです。業務上の理由によるところも大きいですが、なんと言っても、釣りの素人でも、運が良ければたくさん釣れる可能性が高いとのことらしいので。
 
もちろん私はボートなんか持っていません。だから当然、釣り場でレンタルです。
関東にはレンタルボート屋さんが結構あると言うことなので、利用しない手はありません。
こんなインドア派の私でも、子供のころ、近くの公園の池でボートくらい借りて漕いだことがあります。そんなに難しくはなかったので、いい大人になった今ならきっと余裕でしょう。 

ボーズはいや!素人でも釣れて、あまりお金のかからない釣りって? 

私が知っている海の釣りと言えば、他は船釣りと堤防釣りしか思い浮かびません。
 
今の時期に釣れる魚についてネットで検索したところ、釣り船で釣れる魚の情報が多く、タイとかイサキとかアジとかの高級魚が釣れるみたいです。
 
けど、まったくの素人がいきなり一人で釣り船ってちょっとハードル高いです。船の乗り方も釣り方もよくわからないし、聞いた話では、船の上ならではのルールとかもあるらしく、他の人にはそれなりに気を使わなければならないらしいです。 
なんでも一人でするのが好きなたちなのか、いくら魚がたくさん釣れると言っても、できたら他の人を気にすることなく一人で気ままに釣りがしたいです。 
 
あとは料金ですね。確実に釣れる分、それなりにお金がかかるようなので、低コストを目標としているからにはちょっと無理めです。
 
次に堤防釣りですが、海に行くと、港の堤防で釣り糸を垂らしている人たちをよく見かけますが、やはりこの釣り方が海釣りとしては一番ポピュラーって気がします。
足場も安定しているから子供連れの人たちも多いですね。
堤防とか陸から釣るのを「おかっぱり」と呼ぶそうですが、素人にはこのおかっぱりから始めるのが王道なんでしょう。
なんて言ってもタダですしね。堤防釣り
 

しかしこの釣り、魚が釣れているのをあまり見たことがないです。

釣れたのを見ても、大きい魚っていませんね。

こればかりはしょうがないのかもしれませんが、釣る場所が限られていて、いつも誰かが釣っていれば魚が少なくなるのも当然だと思います。

 

けど、やはり今回、私の予定にボーズは入っていないので、この釣りも却下です。一家の主は釣りに行ったら、家族のために必ず獲物を持ち帰らなければならないのです。

 

そのようなわけで、素人でもお金をかけず、釣れる可能性が高いボート釣りが、私の目的に一番かなっているようです。

 

どこに行けば魚は釣れるの?

次にどこに釣りに行くかについてですが、自宅は埼玉県にあるので、うちから一番近い海と言えば、東京湾となります。 
お台場とかなら、埼玉高速臨海鉄道なんか使えばすぐですが、あの辺で釣りって言うと、いまひとつイメージ湧きません。
 
やはり海へ釣りに行くなら釣った魚は美味しくいただきたい、それならばもうちょっと水がきれいなところがいいですね。 
となると、三浦半島あたりが距離的にも無難でしょう。十分日帰り圏内ですしね。
というわけで、釣りに行く場所も三浦半島と言うことに決めました。 

素人にはどんな魚なら釣れるの?

さて、次にどんな魚を釣るかですが、この季節、三浦半島では何が釣れるのでしょうか?

ネットで検索してみると、キスが数も多く釣れているようです。 
そもそもキス(シロギス)と言う魚は、ハゼと並んで海釣りでは初心者向けの魚らしいです。なんでも、魚がハリにかかった時に手ごたえがはっきりわかるらしく、初心者がハリにも掛け安いとのこと。
 
あまり大きい魚ではないですが、食べて美味しいのがなんてったって一番です。刺身ではなじみが薄いですが、白身魚のてんぷらネタと言えばキスですよね。 
自分で釣った魚をてんぷらで食べれるなんて、てんぷら好きの私と家族にとってはこれは願ってもないことなので、これはもうキスに決定するほかありません。 
親父が釣ってきた魚をてんぷらにして子供達に食べさせる。家族の喜ぶ姿が今から目に見えるようです。
 
と言ったところで、釣り方はボート釣り、行く場所は三浦半島、釣る魚はキスに決定です。
なんでも三浦半島はレンタルボート屋さんが結構あって、この季節かなりキスが釣れているようです。人によっては100尾を超えるそうで、なんか想像しただけで
もわくわくしてきました。
 
ボート釣りって少し怖いイメージがありますが、これからの季節はあまり沖に出なくてもキスは釣れるようなので、ボート釣りでもそんなに漕がなくてもよさそうです。 キス釣果  
 
あとは風がなく、波も穏やかならば素人でも釣れるみたいです。 
そもそも海が荒れている、もしくはこれから荒れるならば、ボート屋さんが船を出さないようなので、それほど心配しなくてもよさそうです。 

キス釣りに必要な道具は?

そうと決まったら、次は釣るための道具です。魚釣りに必要なものと言うと、竿と糸と浮きとハリとエサと言うのが素人のイメージですが、海は深いのでリールが必要らしいです。
リールってあの糸がまいてある機械ですね。

 

 
調べてみると、キス釣りは仕掛けも釣り方も簡単らしく、リールのついた短い竿に、天秤と錘とハリとエサをつけて、目の前の水面に落としてやるだけでいいそうです。 
竿とリールはボート屋さんにレンタルもあるそうなので、竿も持っていない低予算の釣り師にとってはありがたいですね。

まずは釣り具屋さんから

そして早速行ってきました釣り具屋さんに。

まずは仕掛けと天秤と錘を買わなければならないようです。
エサは生きているものを使うので基本現地調達なので、今回はまだ買いません。

ついでに釣り方についても少し聞いておきたいと思います。

お邪魔したのは、自宅からほど近いキャスティング川越店。 

いやはや、釣り具店に入るなんて何年振りかわかりません。もう20年は超えてるかも。
店内をぐるっと見てみると、いやしかし、なんだかいろんなものが置いてありますね。

はっきり言って何をどう使うのか、私にはまったく意味不明です。

 早速店員さんに声をかけると、店長さんが対応してくれました。 

 こちらのお店では、やはり場所が場所だけに川や湖などの釣り具の品揃えが多いようです。 
ただ店長さんの話だと、結構ボート釣り派もいるそうで、お客さんの中には神奈川県あたりにボートを保管しているオーナーさんもいるようです。
 
そのほかには、ブラックバス釣りから転向してきた、マルイカとか、あとは何て言う魚か忘れましたが、繊細な釣りを楽しむための魚を狙うマイボート派の人が多い
ともおっしゃっておりました。 マイボートと言っても車に乗っけて持っていく小さいボートのようです。

肝心のキスの釣り方ですが、店長さん曰く、キス釣りはあたりが取りやすいので、あまり仕掛けにこだわる必要もないとのことです。そこで、おすすめの初心者でも扱いが簡単なシンプルな仕掛けをいくつか選んでもらって購入いたしました。 

今の時代、この魚をこの釣り方で釣るにはこの仕掛けって具合に、目的に合った出来合いの仕掛けがあるのですね。これならいちいち自分で作る必要がないのでとても手軽に釣りができそうです。ハリに糸を結ぶなんてよっぽど器用でないと無理っぽいですもんね。
 

そのようなわけで、本日購入したのは、ハリが2つついた仕掛け2セット、天秤2つ、重り一袋、しめて1260円でした。 

これで準備は万端、あとは天候見ながら釣りに行く日を決めたいと思います。

次回は実際に釣りに行くところをレポートしたいと思います。

初めてのキス釣り 釣行編


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